お店が儲かるためには、この知識が強力です。⑫

お店が儲かるためには、この知識が強力です。⑤


今回は、下記記事の「限界利益のいいとこどり公式集」の続編(3)となります。

限界利益のいいとこどり公式集(3)

限界利益のまとめとして、お店の状況に合わせて使える「いいとこどりの公式集」を紹介しています。

今回は、限界利益のいいとこどり公式集の第3弾となります。

経営にダイレクトに関わる内容のため、限界利益を習得するメリットを存分に感じることができると思います。

ぜひご参考ください。

「いくらまで値引きをしていいか?」がわかる公式

お店を運営するにあたり、その状況により商品の値引きを視野に入れることがあるかもしれません。

その場合、「いくら値引きをするべきか」の検討が必要になります。

これはお店の戦術によって考え方が変わります。

たとえば、あるメニューの儲けをゼロにしてでもほかのメニューを売りたい場合や、在庫処理のための値引きなど、状況によって値引きの考え方も変わってくると思います。

とはいえ、どのような状況であれ、値引きを検討するにあたり押さえておくべき重要なポイントがあります。

それは、あるメニューを値引きするにあたり、変動費さえも回収できない値引き(=限界利益を超える値引き)をする場合は、その値引きしたメニューを売れば売るほど損をする」ということです。

ここは、押さえておくべき重要なポイントとなります。

つまり、「売れば売るほど損をする基準はどこにあるか?(=いくらまで値引きをしていいか?)」を事前に知っておく必要があるということですね。

その基準となる公式は下記となります。

「いくらまで値引きをしていいか?」がわかる公式

売上 = 変動費+限界利益(円)・・・③

※限界利益=固定費+利益

この公式は、こちらの記事で紹介した限界利益の基礎の③式です。

この③式が、値引きをするうえで基準となる公式となります。

たとえば、あるメニューの内訳が下記となる場合の値引きについてみてみると、

  • メニュー価格:500円
  • 材料費(変動費):200円
  • 粗利(限界利益):300円

このメニューを値引きする場合、限界利益を超える値引き(=300円超の値引き)をしてしまうと、材料費(変動費)も稼げなくなってしまうことになります。

そのため、売れば売るほどに損をするということになるわけです。

つまり、値引きをするのであれば、「変動費を最低限回収できる値引き」を検討する必要があるということですね。

上記メニューの場合、変動費を回収できる値引きは、300円(500円-200円)がMAXの値引きとなり、割引率でいうと、300円/500円=60%(限界利益率)オフが最大の値引率となります。

このことから「売れば売るほど損をする基準ライン=限界利益(率)を超える値引き」であることがわかります。

値引きを検討するにあたり、ぜひとも押さえておきたいポイントです。

前進クリエイティブ行政書士事務所