お店が儲かるためには、この知識が強力です。②

前回の記事では、お店の経営において「最低限必要な知識とは何か?」について書きました。
売上ではなく「利益の計算が重要」であること、そしてそのためには「限界利益の知識が強力な武器」になると。
利益はお店を成長させる原資となります。
その利益を上げるためには何をすればいいのか?
それを教えてくれるのが限界利益の知識となります。
限界利益の知識を身につけることにより、「自分のお店の利益を自分でコントロールできる」道筋が見えてきます。
そう考えると、店舗経営者にとって限界利益の知識を習得しない理由はないと言えるでしょう。
ぜひ限界利益の知識を自身の財産として活かしていきたいところです。
限界利益の重要性
マネジメントゲーム研修(MG研修)というものをご存知でしょうか。
これは1976年にソニーが経営者育成のために開発した研修のことです。
MG研修は、大企業の社長や社員だけではなく中小企業からベンチャー企業まで、会社の規模を問わず100万人以上が受講するほどの実績をもつ研修です。
そのMG研修で重要視されているのが「限界利益」であり、限界利益の考え方が経営においていかに普遍的で重要な手段であるかを説いています。
限界利益はシンプルなものです。
そしてなにより使い勝手の良いものでもあります。
ゆえに、現在の経営においても「生涯使える知識」として重宝されています。
限界利益が意外と浸透していない理由
限界利益は特に飲食店等の店舗経営者にとって「強力な武器」となります。
ところがこの限界利益、企業会計においてそこまで一般的ではない(知られていない)言葉でもあります。
それはなぜかというと、じつは、限界利益は「決算書の作成」を前提とする財務会計には出てこない(正確にいうと見えにくい)概念であるからです。
非常に便利な限界利益ですが、限界利益にとってキーワードとなる「固定費」と「変動費」という費用の考え方が決算書上では取り扱いの難しい費用となります。
そのため、決算書の作成において限界利益が使われない場合が多く、そもそも限界利益の概念がそこまで浸透していない実情があるのです。
たしかに、大企業や中規模企業にとっては、決算書ありきの財務会計に主眼を置いたほうが効率的な場合もあるでしょう。
しかしながら、小規模事業者や個人事業主にとっては、限界利益というこれほどまでに「便利な手法」を活用しない手はありません。
それを証明するかのように、前述のMG研修や著名な経営者またはコンサルタント(稲森和夫氏、一倉定氏など)も限界利益の重要性を説いています。
限界利益を知ることにより、経営の可能性が広がっていくこと請け合いです。
限界利益を活用すればどんなメリットがあるのか?
限界利益を活用するとさまざまなメリットが得られます。これは前回の記事でも書いたとおり、たとえば、以下のようなメリットが得られます。
限界利益の知識を身につけることにより、
- 今いくら儲かっているか(利益がでているか)がわかる
- いくら売上を上げれば黒字になるかがわかる
- 目標利益から目標売上を逆算できる
- 目標利益を達成させるために必要な日数を予測できる
- 予算の設定ができる
- 日々の利益の進捗状況が確認できる
- いくら経費を削れば利益がでるかがわかる
これらはすべてお店の経営に存分に活かせる内容となります。
この知識を活かさない手はないですよね。
それでは次回以降、限界利益の具体的な実践方法について書いていきますので参考にしてみてください。
前進クリエイティブ行政書士事務所


