お店が儲かるためには、この知識が強力です。⑨

お店が儲かるためには、この知識が強力です。⑤


下記記事の「限界利益を使った実践ノウハウ」の続編として、今回は、変動率の注意点を紹介します。

変動費率の注意点

限界利益の算出においては、自らコントロールできる変動費率が重要(こちらの記事)となりますが、今回の記事は、その変動費率についての注意点となります。


飲食店の場合、原価率=変動費率とする場合が多いです。

ただし注意点があります。

それは、メニューの中に「原材料費以外の費用」がかかってくる場合です。

変動費は「売上に直接連動する費用」のことをいいます。

たとえば、メニューの中で、原材料費以外の包装パックなどのメニューに紐づいた備品がある場合、それらはメニューの原価に含まれることになります。

「1回きりの使い捨てになるものは原材料と同様」の考え方になるためです。

そのようなメニューに関しては、変動費=原材料費とはならず、使い捨ての備品も含めた原価設定になる点、注意が必要になります。

また、「仕入れの送料負担」がある場合、1回あたりは小さい金額でも1か月、1年を通してみれば大きな金額になっているかもしれません。

そうなることを見据えた上で、原材料費とは別に送料が発生する場合は、送料の額を原価に乗せるなどの工夫が必要となります。

それらの考察をないがしろにしてしまうと、せっかく原材料費の原価管理がうまく機能していたとしても、日々のちょっとしたズレが1か月後や数か月後に大きなズレとなり、目標利益や限界利益に影響を及ぼしてしまう可能性も否定できません。

ちょっとしたことではあるものの、抜かりない経営計画のためにも注意しておきたいところです。

前進クリエイティブ行政書士事務所